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落語とミステリー

遠い昔、姉からすすめられた米朝さんをきっかけに、
落語をききにいくようになりました。
都会にいたころは、友だちと寄席や独演会に行ったりしました。
こちらでも、三枝さんがきたりするのでマメにチェックしております。

落語は古典も面白いですが、噺のマクラや創作ものも
それはそれは面白いものです。
噺家さん自身の魅力や、話術によるところがあるのでしょうね。

「なめくじ艦隊」古今亭志ん生
実は、このお方の噺は聴いたことがないんです。ま、故人ですし。
CDでちらっと・・・。ちょっと江戸弁が聴き取りにくくてスルーしてしまいました。
その点、本は文字だけにお話が頭に入って、師匠の波瀾万丈な人生を
楽しむことができました。
借金、貧乏、戦争、満州からのひきあげ。大変なんですけど味わい深いですわ。
おカミさんとの掛け合いもいいんですよぉ。

ある日、上等な蚊帳を安く買って得意げのおカミさん。
よくそんな金あったなぁ、ときいてみたら
「タンスにあったあの金を遣ったのさ。」
「おめぇ、ありゃおもちゃの金だぞ!」と師匠。
これは、マズイことをしたな~と思いつつ蚊帳を広げてみせたら、
端の部分だけが上等のツギハギ蚊帳。

どっちも、どっちってやつですわね。

そして、貧乏長屋の象徴「なめくじ」。・・・うちも結構這ってます。


「ある少女の殺人の告白」佐藤青南
「このミステリーがすごい!」大賞の優秀賞だそうです。
少女周辺の関係者にインタビューしていき、次第に少女と事件の全貌が明らかになり、衝撃ラスト・・・!
九州弁がなつかしく、手に取りました、が、
事件は児童虐待をとりあげてるので、なんとも陰惨・・・。
湊かなえちゃんを彷彿させますわ~。


「犯人に告ぐ」雫井修介
「このミス」受賞者で、オットーに薦められました。
ぐいぐい読んで、ついつい夜更かししちゃいました。

連続男児誘拐事件の捜査をテレビで公開し、犯人に呼びかける
という劇場型捜査を行うことになった神奈川県警。
主人公、巻島刑事が犯人や捜査本部(上司)、捜査員との攻防を繰り広げます。

テレビドラマ「相棒」をみてても思うのですが、
刑事モノはいかに「正義」ということを、リアリティをもって主人公に語らせるか、
に尽きると思います。(水谷豊、熱いっスよ!)
この本はぐっときましたよー。
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by hegetare-tsuma | 2012-04-30 15:21 | へげたれ文庫 | Comments(0)

ゴーストライター

熊野映画の会に行ってきました。

ちなみに先月「ツリーオブライフ」という映画があったのですが、道徳的というか宗教的すぎて「私(ヨゴレ)には無理!」と30分でギブアップ。
しかし、その夜みた夢が、映画の影響か異様に美しく、目覚めもスッキリ・・・。
・・・全部みとけば良かったか?

さておき、今月は「ゴーストライター」です。
監督:ロマン・ポランスキー
主演:ユアン・マクレガー

元英国首相の自伝の執筆に雇われたゴーストライター(ユアン)が、
執筆する過程で陰謀にまきこまれていくというサスペンス。

ポランスキー巨匠の手にかかると、なんでもない風景も
なんとも不穏な空気につつまれます。
海辺の風景、普通におじいちゃんが立っているだけでも、不気味に感じてしまう。

謎解き自体はたいしたことないんですけど、このホラーな空気は
最近のサスペンス(・アクション)映画にはなかなか無いものかと思います。

そして、ユアン。今回も脱ぎっぷりのよさを発揮。(ありがとーう!)
不気味な空気に翻弄されつつも、どこか間の抜けた、シリアスになりきれない魅力が
このヒトにはありますね!
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by hegetare-tsuma | 2012-04-26 09:51 | 観たもの | Comments(0)

父と子

るうちゃんにはお父さんがいる。(当たり前ですが)

それは、近所のボス猫「ジローちゃん」。
一応飼い猫ですが、半野良のたっくましい猫です。

今まであまり近くでみたことなかったんですけど
最近ちょっと寄ってくるようになりまして、みればみるほど
るうちゃんとの類似点が!!

同じ茶トラで、頭に渦巻き模様、もっさもさな毛質、体格も似てます。
そして、なによりびっくりしたのが、ひげが1本だけ黒いんですよ。
るうちゃんもおんなじとこに1本だけ、黒いひげがあるのです。

これはもう血のつながりあるでしょ!ってかんじです。

しかし決定的にちがうのが、眼。

るうちゃんは、室内飼いの苦労しらず(してるのかもしんないけど)の、
いまだにおっぱいチューチューのボンボンですわ。

ジロちゃんは百戦錬磨の渡世人。(なんせ顔のキズ跡がすごい。アサもこんなのとよくケンカしたもんだ・・・。)
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父と子、この違い・・・(笑)

まあ、そうはいってもちょっと見には気づかないぐらい似てるので
「入れ替わってても気づかないかもねー。」
なんて冗談でオットーとも話して話していたんですよ。

そして、昨日。

入れ替わってました。
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留守中に勝手口の網戸を開けて侵入。
るうちゃんを外に追い出し、家にいました・・・。

帰宅したオットーをでむかえるジロちゃん。
「ん?なんか・・ちがう。あれ?首輪の色がピンクになってる!?」
ということで、気づいたオットー。

エサはもとより、焼いて冷ましておいたケーキまで食われたよ。
すげーな、オイ。
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by hegetare-tsuma | 2012-04-18 08:38 | 愛しいものども | Comments(5)

この時期が一番楽しい

やっと調子がでてきて、畑の作業が楽しくなってきました。
種まきしたものも、ぼちぼち大きくなりつつあります。
よしよし!大きくなっておくれ~♪

ふふ、あそこにはトウモロコシ、ヤーコン、きびを植えて、
ここはサトイモだな~。ナス科はここにして~♪
ネギとシソは家の近くにほしいしな。

・・・などと、収穫のユメを膨らませる私。
今年こそダメ農園(草ボーボー)なんて言わせないわ。

と、調子にのって畑を耕し、イモ類植えたり、田んぼのあぜきりなどしたら
腰が・・・。あだだだ

こればっかりですな。
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by hegetare-tsuma | 2012-04-16 08:53 | よたよた農作業 | Comments(1)

あの川のほとりで

「あの川のほとりで」ジョン・アーヴィング

原題は「Last Night in Twisted River」
新作です~。
この方の本を毎日少しずつ、ゆっくり読む至福の時。
前作は苦闘しましたが、今回はわりとすんなり読めました。

お話は、コックの父と息子の50年ちかくにわたる逃亡生活を描いたものです。
(ま、逃亡っていってもそんなにコソコソしたもんでもないんですよ。息子は作家デビューしますし。コックの父は自分の店も持ちますし。)
今回はおいしそーなお料理が満載です。

この方の物語は、主人公が小さい頃(もしくはその親の世代)から始まって
晩年まで描くというのがほとんど。
登場人物の人生にぴったり寄り添う、濃密な時間がもてます。
その中でいろんな愛が通り過ぎ、大切なヒトを失ったりもする。
それはそれは悲しい(しかし美しい)エピソードが随所にあります。

しかし、この方はラストにいつも力強く「生き続ける」ことってヤツを
心に響かせてくれます。
ううー!ありがとうございますっ!!


マイ・ベスト3はなんだろー?と考えた結果、コレ。
1.ホテルニューハンプシャー
2.サイダーハウスルール
3.ガープの世界
「未亡人の1年」も捨てがたい!
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by hegetare-tsuma | 2012-04-12 08:01 | へげたれ文庫 | Comments(5)

花を摘む

もうじきみかんの花が咲きます。
満開になると、それはそれは良い香りに包まれます。

ハウスで仕立てている苗には早くも蕾がみられます。
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しかし、小さい苗の間は樹に負担をかけないように、花を落とすんですね。
実をつけるのは3年後ぐらいからでしょうか?

この花を落とす作業、多少の罪悪感とともに行われます。
だって、これから咲こうとしている花を落とすんですよ?
ああ、だめ!とてもできない!

というわけで、悪役モードで作業。
「ふふふ、若い花はよいのう。早く摘んでおくに限るわ。」
「ほほ、辺下駄礼様もお好きでございますなぁ」
「なにを!お主ほどではないわ。ふっぬはははは」
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アホですわ。
まあ、脳内劇場ヒトそれぞれってことで。
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by hegetare-tsuma | 2012-04-11 08:20 | よたよた農作業 | Comments(0)

尿王、その後

へげたれ家を震撼させた、尿王チャン・ルー。

彼は去った。

今ここにいるのはただのチャン・ルーという、めんこいニャンコだ。


いやー!トイレでしてくれるようになりました。
えらいぞ!るーちゃん!!
とりあえず、おしっこ布団は処分!(最期は、う○こまでするようになってしまったので(苦笑))
座布団も片付けました。
ソファの置いてある部屋は立ち入りを規制。(現在解除)

そしてトイレでするたんび、アホみたいに誉めちぎりました。
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↑ほんとにこのテンションで毎日誉めましたよ。ええ

誉めて育てることの大切さと難しさよ・・・。
るーちゃん、これからもよろしくね。
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by hegetare-tsuma | 2012-04-09 08:34 | 愛しいものども | Comments(4)