続・仁義です。

伝説の千葉真一の狂乱、川谷拓三の拷問&死にざま、キタキン(北大路欣也ね)の凄絶な殺し屋っぷり。
オットーが裏事情を解説してくれたおかげで、楽しくみれました。

もともと千葉ちゃんの役はキタキンがやるはずだったそうですが、あまりに下品すぎる(股間を掻くよう指示される)ので、貴公子キタキンが難色。千葉ちゃんとあいなったわけです~。
ま、千葉ちゃんもかなり恥ずかしかったらしいですが、乗り越え、さらにやりすぎ。監督からダメ出しされるまで、ふっきった狂乱が見れます。その非道・外道ぶりはすごいんですけど、千葉ちゃんのオーラというか・・・性質によるものなのか、妙に明るい。不思議な前向き感。
殺ったろう!(おうっ)爆弾ぶちこんだろっ(おうっ)(おうっ)(おうっ)
この映画では甲高い声で早口なセリフの千葉ちゃん。
いつからあの重厚なしゃべりをみにつけたのかなあ。

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対極に位置するキタキンの暗きことよ・・。
ラストは警察に追い詰められ籠城、自害するんですけどさ。
往年のドイツ映画「M」を思い起こさせるような、緊迫した空気。

後半ぐっとくる仁義、でもそこにたどりつくまでが体力いります。




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by hegetare-tsuma | 2017-07-23 21:47 | 観たもの | Comments(0)

仁義なき戦い

ちゃらら~、ちゃらら~♪
という名曲とともに語り継がれる名画ですな。
テレビ放映されてたので観ました。初。仁義ですわー。

作家の西加奈子さんが推しに推されていましたが・・・、ホント、すごかったです。
前半死人と血がでるたんびに、テーマソングのちゃらら~、ちゃらら~♪が流れて
コントっぽかったんですが、後半、役者菅原文太と松方弘樹が輝きます。
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組への義理から暗殺を請け負い、刑務所への出入りを繰り返す文ちゃん。
若いころのあらくれるだけの男は悲愁を身にまとい出所してきます。
そして、かつての兄弟たちが、組長の陰謀による「仁義なき戦い」にのまれて死んでいくのを目にします。
ラスト、最後に残った兄弟分・てっちゃん(松方弘樹)の盛大な葬儀で
「てっちゃん、こがなこと(弔い)してもろうて満足か。満足じゃなかろうのう。」
と仏前に拳銃ぶっぱなし、それをいさめる組長に
「おやっさん、まだ弾は残ってますけえ。」と言い放つ文ちゃん。

うーん、、しびれましたぁ。



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by hegetare-tsuma | 2017-07-04 18:40 | 観たもの | Comments(0)

この世界の片隅に

やっとこの地方でもみれるようになりましたので、先日観てきました。
漫画の雰囲気をこわさない、美しいアニメーション映画でした。

こうの史代さんの漫画を読んでいると、とにかく、説明しがたい複雑な感情に襲われます。
ほのぼのしてるようで、残酷。楽しいようでいて、そこはかとない悲しみが。
簡単に「楽しい、嬉しい、大好き」なんて言えない世界です。
なので気軽に手はだせない、覚悟をもって挑まなければならない漫画。
よくアニメ化しようと思ったもんだ・・・。

今回アニメ化で、よかったなぁーと思うのは、主人公すずの声を担当した「のん」さん。
声のなまってる感がいかったー!!
これからも活躍してほしいです。




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by hegetare-tsuma | 2017-02-16 09:27 | 観たもの | Comments(2)

ハドソン川の奇跡

ものすっごい久々に行ってきました、熊野映画倶楽部。
おお、なんか観客人数が増えてます!

今回は
ハドソン川の奇跡
監督クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス、アーロン・エッカート

2009115ニューヨークハドソン旅客機不時着水た。
奇跡的にも乗客155名は全員無事。
機長は一躍英雄視されるのですが、事故調査に思わぬ報告が・・。

という、アンビリバボーなんかの再現ドラマでよくありそうなあらすじなんですけど、
そこは、よっ!名匠イーストウッド監督ってんで、大変うまい構成になってます。
ほんと、勉強になりました。

機長トム・ハンクス、副機長アーロン・エッカート君なんですけどね、
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・・・私、アーロン君みるといっつも思うんです。
ジャパンが君にオファーする役は、これだ!と。
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一休どのー!!(新衛門さん)

最近アニメの実写流行ってるしさ。
やるなら、ぜひ彼にオファーしてほしい。
彼の見事に割れたアゴさえあれば、金髪だろうが、日本語カタコトだろうが関係ないよ!





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by hegetare-tsuma | 2017-01-27 15:49 | 観たもの | Comments(0)

シンゴジラ

みちゃった。

友人yさんに誘われました。ひとりだったら絶対ないチョイス。
怪獣ものでちゃんとみたの「ガッパ」ぐらいですもん。
しかしこれがねぇ、案外面白かったんですよ。

なんといってもゴジラね。やっぱスターですわ!昭和からのスター!!
今回、ゴジラの出現に右往左往する日本政府・官僚の姿も細かく描写されて、たくさんの俳優さんが出演してましたが・・・束になってもかなわない。
その異形の姿、謎の出自、生態、そしてスケール。かっけーーーぇ
強い生物にあこがれる少年のような気持ちにさせてくれます。

で、怪獣ものでいつも思うのが、なんですぐ攻撃するかな?ということ。
もちろん、まあ、人命と国土を守らないといかんのですけどね。
ゴジラにしてみれば、普通に生き物としてのセオリー(食べる・寝るなど)を踏んでるだけなのに、やみくもに銃や爆弾で傷つけられる。
見ていて痛々しいわぁ。

ゴジラの生態を追う、2時間スペシャルじゃダメなんですかね!?生き物地球紀行的に!
そのときは、ひげじいにもダジャレ一発コメントしてほしい。
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by hegetare-tsuma | 2016-08-14 16:18 | 観たもの | Comments(3)

お熱いのがお好き

暑い・・・時には、熱い映画を。

マチェーテ・キルズ/ロバート・ロドリゲス監督
主演ダニー・トレホ

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前作「マチェーテ」の続編になります。
やっとみれて満足。
もうね、あらすじとかはもうどうでもいいんですよ。トレホさえみれれば。
ある意味アイドル映画にも相当するワケです。
モタモタ走るトレホ(だってもう71ですもの)、コスプレするトレホ、女にもてるトレホ、マチェーテぶん回すトレホ。最高です。
悪玉はメル・ギブソンです。
世界を戦争によって破滅させようと企む悪の組織。
トレホは、アメリカからロシアに発射されたミサイルにまたがり、導線をマチェーテでぶち切り解除。
ミサイル弾は不発に終わり、世界は救われた。
しかし悪玉は宇宙に逃げたあと。
追え!マチェーテ!宇宙へ・・・

次回は「マチェーテ・イン・スペース」
・・・って予告も出来てるよ!?
そうか、トレホに捧げる3部作なのね。是非トレホが死ぬ前に完成させてください!!

監督が一番のファンなんだろうなー。
ロドリゲス監督の従兄弟にあたるらしいです。
うらやましいわ。
こんなおじがいたらそりゃ撮りたいよねーー。
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by hegetare-tsuma | 2015-08-02 16:21 | 観たもの | Comments(0)

ダウントン・アビー

副題が「華麗なる英国貴族の館」のこのドラマ。現在NHKでシーズン3放映中です。
華麗・・・の裏側では、毎週たいへんな事がおこり、登場人物が一喜一憂、右往左往しております。

私が特に注目しているのは、「グランサム伯爵」(ビル・マーレイ似)
伯爵一家の主、3人の娘の父、ダウントンアビーの主であるこの方。
巻き起こる出来事にに翻弄され、心身ともにお疲れのご様子。
「正直いって・・・ボロボロだ。」
という彼の一言には、「そら、そーだ(笑)」と同情を禁じえません。
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私の中では、このたたみかけるように事件が起こる展開、往年?のドラマ「24」を彷彿させます。
24時間のうちにバンバンえらいことがおきる(おこす)ジャック・バウワーと、スパンは長いですが(1912~1920年)同グランサム伯爵。

かの地ではもうシーズン5までいってるんですってね。がんばれ!伯爵。GO,GOGOGOGOGO!
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by hegetare-tsuma | 2015-03-09 09:28 | 観たもの | Comments(2)

八甲田山

新春映画鑑賞一発目、「八甲田山」

以前新田次郎先生の「孤高の人」を読んだあと、「八甲田山死の彷徨」を読みました。
昭和初期、軍事訓練として行った雪中行軍で遭難、2百人近い兵士たちが不帰の人となった・・・というお話です。
実話なんですよね、コレ。
小説でも十分に雪山の怖さ、恐ろしさを感じましたが、映画もまた大層恐ろしいものでありました。
いやー・・・今なら猛烈な吹雪の世界も、雪山で行軍する様なんてCG一発でしょ?
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映画が製作されたのは1977年。
当然全てが人力の世界です。映像、そりゃもうずっしりきますよ。

そしてなにより、最近は銃や爆弾で人がバタバタと倒れる映画がほとんどですが、この映画では猛吹雪によって人がひとり、またひとり、とバタバタと倒れていきます。
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↑吹雪の中の人間かまくら・・・当然外を囲っている人たちが倒れていく。

そして、遭難して帰路がわからず取り乱した上官の一言で
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また人がバタバタと倒れていくのです。絶望が人を死なせてしまうのですね。
(このあと上官(北大路欣也)あわてて撤回して、帰路をさがして歩き始めますが。もう、遅い・・・泣)

新春に、オットーとふたりで凍えながら鑑賞しました。寒かった・・・

ちなみにこの映画は、高倉健さんの代表作ということでも名高い作品。
健さん映画、ほとんどみたことなかったんですが、なんともいえぬ存在感と、こんなことを書くと「腐女子めが!」といわれそうですが、やっぱホモセクシャル的な~エロス~な雰囲気をビンビン感じてしまいます。
健さん自身とは関係のないところで、彼が望むと望むまいと、やはり漂っているような気がします。
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↑行軍の打ち合わせなんですが・・・妙な雰囲気。

女優さんもたくさんでてるんですけどね。さっぱりですわ。

やはり健さんはすごいなぁ・・・。
次は「昭和任侠伝」か「網走番外地」を観たいと思います。
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by hegetare-tsuma | 2015-01-17 17:55 | 観たもの | Comments(0)

寄生獣

初めて読んだ時からなんと、20年が経過していることにビックリ。

そして20年たった今映画化されたわけですが、特殊効果やCGの発展のおかげなのでしょうね。
着ぐるみで寄生生物をやっても迫力は出ませんもんねー。(個人的にはそんなのもみてみたいけど。)
しかし、残虐シーンはやっぱり見るに耐えない・・・。
作者の岩明均さんが、なにかのインタビューで残虐なシーンについて「マンガだからやれる映像」と試みていることをお話されてました。
それを実写でそのままやってしまうのは、やはり手抜きとしか思えない。
R12指定で、小中学生らしき男の子もみてましたけど、トラウマにならないかねー?

出演陣ではなんといっても、田宮良子役の深津絵里がダントツの素晴らしさでした。
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立ってるだけで、人間の形をしているが別の生物であるオーラみたいなのがムンムンしてます。
顔がパカっと割れても「ああ・・・ナットク。むしろ自然!!」みたいな感想をもってしましました。
主役のシンイチ役の染谷君もなかなかグッときました。
ミギーの阿部サダヲさん。聞いたときは「えー!」って感じでしたが、シンイチに寄り添う友人としてのミギーという感じで案外いいかも・・・と思いましたね。

そして映画のテーマは「母と子(少年)」。
母親に対する憧憬には、普遍のテーマなのですねー。

というわけで、クリスマスイブにひとりで鑑賞、傍から見るとイタイ状況だったにもかかわらず、満足度高かったです。後編も楽しみでございます。

・・・なんでこの日に?って?年内最後のレディースデイだったからです。
オットーはお留守番☆
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by hegetare-tsuma | 2014-12-26 10:29 | 観たもの | Comments(3)

マジック・マイク

へげ姉の映画評がおもしろかったので、観てみました。

マジック・マイク/スティーブン・ソダーバーク監督
主演/チャニング・テイタム、マシュー・マコノヒー

男性ストリッパーたちの青春映画です。
マッチョな男たちがパンツ一丁で腰をガクガクさせて(腰痛めるよね)クルクル踊ってました。
なんだろう、みなさんキャーキャー言ってドル札バンバンはさんでましたけど、こんなのが女の幻想とおもっているのならば、なめられたもんですわな。
私なら別の演出をさせていただくが。

そんな中、主役のマイクそっちのけでセクシーオーラーをだしていたのが、マシュー・マコノヒー!!(役名ダラス)
マイクにゃ1ドルたりともはさみたくないが、ダラスには10ドル(1ドル札10枚で)はさんでもいい。
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肉体の官能というのは、ただマッチョに鍛えてだせるものではないよな、と思いました。
ダラス、ちょっとジョルジョ・ドンぽかったなー。

お話は文科系男子(監督)らしく、青春のあやまちや挫折なんかも盛り込んだりして、もったり気味。
同じストリップ業界(これは女性)を扱ったロジャー・コーマンの快作「ストリッパー殺人事件」を見習ってほしい。

ストリップ(裸)ときたら、あとはサスペンス、ロマンス、アクション・・・これを盛り込んだらええんじゃ!というオヤジの教えに間違いはございません。
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by hegetare-tsuma | 2014-02-27 09:59 | 観たもの | Comments(1)