八甲田山

新春映画鑑賞一発目、「八甲田山」

以前新田次郎先生の「孤高の人」を読んだあと、「八甲田山死の彷徨」を読みました。
昭和初期、軍事訓練として行った雪中行軍で遭難、2百人近い兵士たちが不帰の人となった・・・というお話です。
実話なんですよね、コレ。
小説でも十分に雪山の怖さ、恐ろしさを感じましたが、映画もまた大層恐ろしいものでありました。
いやー・・・今なら猛烈な吹雪の世界も、雪山で行軍する様なんてCG一発でしょ?
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映画が製作されたのは1977年。
当然全てが人力の世界です。映像、そりゃもうずっしりきますよ。

そしてなにより、最近は銃や爆弾で人がバタバタと倒れる映画がほとんどですが、この映画では猛吹雪によって人がひとり、またひとり、とバタバタと倒れていきます。
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↑吹雪の中の人間かまくら・・・当然外を囲っている人たちが倒れていく。

そして、遭難して帰路がわからず取り乱した上官の一言で
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また人がバタバタと倒れていくのです。絶望が人を死なせてしまうのですね。
(このあと上官(北大路欣也)あわてて撤回して、帰路をさがして歩き始めますが。もう、遅い・・・泣)

新春に、オットーとふたりで凍えながら鑑賞しました。寒かった・・・

ちなみにこの映画は、高倉健さんの代表作ということでも名高い作品。
健さん映画、ほとんどみたことなかったんですが、なんともいえぬ存在感と、こんなことを書くと「腐女子めが!」といわれそうですが、やっぱホモセクシャル的な~エロス~な雰囲気をビンビン感じてしまいます。
健さん自身とは関係のないところで、彼が望むと望むまいと、やはり漂っているような気がします。
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↑行軍の打ち合わせなんですが・・・妙な雰囲気。

女優さんもたくさんでてるんですけどね。さっぱりですわ。

やはり健さんはすごいなぁ・・・。
次は「昭和任侠伝」か「網走番外地」を観たいと思います。
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by hegetare-tsuma | 2015-01-17 17:55 | 観たもの | Comments(0)